Subversion

Subversionはフリーなバージョン管理システムで、要はは複数人でソースコードを効率よく管理しましょうというソフト。
これが結構便利。
なので、Vine4.1でお手軽Subversionサーバ構築してみよう。
まず、aptでApacheSubversionをインストールする。
ついでにApacheSubversion用のモジュール、mod_dav_svnもインストール。

apt-get install apache2
apt-get install subversion
apt-get install subversion-mod_dav_svn

aptはroot権限しかで実行できない。
Apacheは2.2、Subversionは1.3がインストールされるはず。
Apache1.3だとSubversion用のモジュールがないので、どうしてもhttpdは1.3じゃないと嫌だという人は、2.2はSubversion用のサーバとしてのみ用いるのがいいと思う。
そのときはポートを8080といった元の80以外を使う。
これで下準備完了で、次にリポジトリを作成する。
ルート権限で

svnadmin create <リポジトリパス>

リポジトリが作られる。
このままだとApacheが書き込めないのでオーナーを変更する。

chown -R apache:apache <リポジトリパス>

作ったパスを/etc/apache2/conf.d/subversion.confに書き込む。
最後の行に書き込むか、コメントアウトしているところの#を消すかして、


DAV svn
SVNPath <リポジトリパス>

とすればOK。
ちなみに複数リポジトリを作ろうとすると、リポジトリ作成用のフォルダを決めておく。
その下に複数作成してsubversion.confのSVNPathを

SVNParentPath <リポジトリの親フォルダパス>

とすればOK。
あとはApacheのサービスを起動して、Webブラウザでhttp://(VinePC)/にまずアクセスしてApacheがきちんと動いているか確認。
その後Webブラウザで、http://(VinePC)/repos/*1にアクセスして

Revision 0:

が見れていれば連携ができていると思う。
あとは適当なファイルをリポジトリにインポートできれば動作確認終了。
インポートはTortoiseSVNでフォルダかファイルを指定してインポートするか、svnコマンドで行えばOK。
意外と簡単でしょ?
このやり方だとほとんど専門的な知識なしでいけるので、結構手軽だと思う。
ただし、認証無視してるので誰でもチェックアウト、コミットできてしまうけど、それはお手軽だから仕方がないんよ。
そこんところは今後の課題ということで。
わからないことがあれば、コメントで。

*1:SVNParentPathで指定していると/repos/hoge/のようになる