秀策
「そのとき歴史は動いた」、で本因坊秀策の12年連続、御城碁無敗記録を打ち立てたことをやっていた。
秀策はもともとは因島出身で子供ながら城主に碁の実力を認められて、本因坊家に師事することに。
そこでめきめき実力をつけて、本因坊家の養子になる*1。
12年無敗記録はあんまり歴史としての価値は重くない*2と思うんだけど、秀策が活躍した時代は幕末の動乱期。
桜田門外の変や安政の大地震なんかがあったそうな。
その裏方で、秀策が伝説的な記録を打ち立てたのは、少し運命的なロマンを感じる。
最後、本因坊家のコレラの看病をしてるさなか、自身もコレラにかかり死んでしまう*3。
その後御城碁は一切開かれなかったそうなので、皮肉といえば皮肉かな。