葡萄とラテフ

昨日のじゃぁ、わかりづらいと思うので補足を。
Vine Linuxの特徴は日本語環境が充実してて安定志向。
だから、Vine付属のアプリソフトは日本語入力や出力、印刷環境がそろっているのが多い*1
LaTeXも例外でなく、日本語入出力可能というわけ。
で、Vine付属のLaTeXpLaTeXがあって、それが日本語入出力が可能なLaTeX
間違っちゃだめなのが、コンパイルしたのに見れないって、落語みたいな落ち。
Unix系ならxdviで見れるし、Windowsとかならdvioutとかで見れる。
ちなみにdviからPostScript(PS)、もしくはPDFに変換できるので、見る環境に依存*2しない形式にできるっていう点でも便利かと。
よくわからんと思うので、ここを参照されたし。


LaTeXの問題はソースをコンパイルしてdvi形式にして見るので、WYSIWYGでない点。
ワードや一太郎のように直感的に操作できないってのは、初心者だけでなく、出版関連でも抵抗がある。
慣れても常に手引書片手に打つのは基本。
\eta\xiなんてのは覚えていても、\emptysetなんて覚えてないし。
こういうところも利用者が少ない理由。
でも、一回でいいので使ってみて、印刷まですると感動するはず。
こんなものがフリーで、しかも多言語に対応してるのかと感激するだろう。
隣人に使い手がいるなら、印刷されたものを見せてもらえばわかりやすいか。

*1:もちろん例外は結構ある。ほかのLinux系に比べると、てこと。

*2:ようはUnixで作って、見るのはWindows95というのが可能。